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LEATHER COLLECTION ヌメロ特集

国内最大の皮革産業エリア兵庫県播州地方で鞣された高品質なタンニン鞣し革

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使い込むほど"エイジング"を楽しめる革


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ヌメロは、下処理した生地に、さらに植物タンニンで再鞣しを行う工程を加えることで、タンニン鞣し革の風合いをお楽しみいただける、手縫いのレザークラフトと相性の良い革です。
また通常、色のついた革は、染料で染めた後の色移りなどを防ぐため、樹脂を主成分とする仕上げ剤で表面をコーティングすることが多いのですが、ヌメロは仕上げ剤でコーティングしていない、素上げと呼ばれる革です。
そのため素上げの革は、自然な革本来の質感を感じることができ、使い込むほどに持ち主に寄り添った自然なエイジング(経年変化)をお楽しみいただけます。
ただし、素上げの革は、紫外線などに長期間さらされると日焼けし、多少色が褪せてしまうことがあります。しかしそれも革の持つ自然な表情の変化として、お楽しみいただければと思います。


<質感について>

【厚さ】  約1.6mm厚

【硬さ】  硬い   ★☆☆☆☆ 柔かい

【経年変化】しやすい ☆★☆☆☆ しにくい

【ツヤ感】 ツヤあり ☆☆☆★☆ ツヤなし

【シボ感】 シボあり ☆☆☆☆★ シボなし

※弊社の主観ですので、あらかじめご了承くださいませ。


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全8色の豊富なカラー


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ヌメロは、色の組み合わせでガラッと印象が変わり、年齢性別を問わず、様々な世代の方に人気の革です。
定番の茶系でも3色あり、クラフト系に人気のキャメルや、落ち着いた雰囲気のチョコ、赤すぎず絶妙な色のブラウンは特に人気のお色です。
ナチュラルやキャメルは汚れが気になるなぁという方にオススメです。
染料仕上げなので生産の時期などで多少の色ブレはありますが、比較的品質が安定した商品です。
赤や青など鮮やかな色も好評で、ワンポイントに差し色で入れると、アクセントが効いてグッと雰囲気が良くなりますよ。
黒はたまにブルームと呼ばれる銀面に白い粉が浮き出たような状態のものがありますが、国産和牛原皮の場合、繊維の中の脂分が鞣された後に浮き出てくることがあるそうです。ブルームは、使っていくうちに独特な艶が出てくるのですが、気になる方は最初に乾拭きで拭き取って頂いてからお使いくださいね。
直射日光や紫外線に長時間当たると変色してしまうので、ご使用にならない時はできるだけ風通しの良い場所で、布などをかけて保管していただくようにご案内しています。



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"タンニン鞣し"ならではの堅牢な質感


タンニン鞣しは、繊維の中にタンニンが浸透する事で、伸びにくく型崩れしにくい堅牢性に優れた革に変化します。
本来、タンニン鞣し革は硬く仕上がるのですが、柔軟性を与える加油や、繊維を伸ばす工程などを経て、適度な硬さとコシがあるヌメロが出来上がります。
財布、カードケースのなどの小物で、特に開閉するパーツは使用頻度も高く傷みやすいため、厚めのタンニン鞣し革を使うことで、長期間の使用に耐えることが可能になります。
ただし、パーツを切り出す時は、タンニン鞣し革ならどこでもOKというわけではなく、どの部分を使用するかが重要です。ベリーと呼ばれるお腹周りの革を負荷がかかる部分に使うと、タンニン鞣し革といえど、すぐに劣化してへたってしまう場合があります。耐久性を求める部分には、背中側の繊維が締まったところを使うと長持ちします◎


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ヌメロはバッグや強度が必要な部分に使うなど、様々な用途に使えるよう、販売前に約1.6mm厚で漉いています。
しかし、財布や小物を作る場合、全てのパーツを1.6ミリ厚で制作すると、厚みが出てしまいゴツくなってしまうことがあります。
そんな時は、パーツごとに部分的に漉きを入れることで、厚みを抑えて完成度が高くなります。
革を漉く作業は最初は難しいですが、スーパースカイバーや革包丁を使うことで専用の機械がなくてもご自宅で革を薄くすることが可能です。
スーパースカイバーは替え刃式ですので、切れ味が落ちたら刃を替えてお使いいただけます。
革包丁は研ぐ必要があるので、なかなか扱いにくいかもしれませんが、お近くに刃物屋さんがあれば研ぎのサービスをご利用いただくなど、プロに任せるのも良いかもしれませんね。

硬い革を裁断する場合、しっかりと研いだ革包丁であればスパッと一度で切れますが、なかなか頻繁に研ぐのは大変です。
SEIWAスタッフも通常はカッターナイフで裁断していますが、ここぞの繊細な作業をする時や、革漉きをする際など、シチュエーションに応じて使い分けています。
カッターナイフも交換したての刃であれば切れ味は十分ですので、少しでも切れ味が鈍くなってきたらすぐに刃を折り、新しい部分を使うようにすると快適に作業ができますよ。


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トコノールとの相性も良く、縫製した後コバを切りそろえてから、トコノールを塗っていただくと綺麗に仕上がります。
この時、コバの断面が揃っていないと段差ができ、なかなか綺麗にならないので、縫い代を少し大きめに取っておき、縫製した後に切り揃えるのがポイントです。
接着剤を薄く均等に塗り、革の端までしっかりと接着をするのも重要です。
240~400番手のヤスリでコバを削ってから、トコノールを塗りプレススリッカーで磨いた後、1000番手前後のヤスリでコバを軽く削って整え、再度トコノールを塗って磨けばもっと綺麗になりますよ!





お手入れ方法


ヌメロは、革の自然な風合いをお楽しみいただける一方で、手垢や汚れの付きやすい革です。
裁断する前にレザークリンケアを塗る事で、ホホバオイル、ワックス、加脂剤の効果で、革に油分と潤いを与え、銀面が少し膜を張ったような感じになり、艶がでます。
完全に汚れを防ぐというわけではありませんが、手垢などによる作業中の汚れの軽減が期待できます。
※革の色によっては濃色化することがありますので、必ず使用する前に端革などで確認してからお使いください。

また、防カビ成分が含まれるので、気温・湿度が高くなる時期には事前に塗っておくことをオススメいたします。
※滅菌する程強力では無いので、発生したカビを完全に除去することはできません。

より銀面を保護したい場合は、保革クリームを塗ることで、油脂成分が革の内部に浸透し、柔軟性やしなやかさを与えます。
また柔らかい布で磨いていただくことで、表面についた小さな傷を隠し、自然なツヤをもたらします。

最初はオイルなど塗る必要はありませんが、使っていくうちに白くなってきたり、カサついてきた際は、ピュアホースオイルを塗ることで繊維に栄養成分が浸透し、劣化を軽減させることが期待できます。

製品が完成した際は、使用前にアメダスなどの防水スプレーを吹きかけると多少の防汚効果が期待でき、雨などによる雨ジミなども防ぐことができます。


取り扱い注意点


表面を顔料でコーティングした革に比べ、とてもデリケートです。
傷が付きやすいので、取り扱いには注意が必要となります。
トコノールが銀面にはみ出したまま乾いてしまうと、濃色化したり、オイルなどを弾いてしまう場合がありますので、ご注意ください。
直射日光や紫外線(蛍光灯なども含む)に長時間あたると部分的に日焼け・色褪せしますので保管場所にお気をつけください。
雨や水に濡れると部分的にシミになりますので、お使用になる前に防水スプレーを振ることで軽減させることが可能です。

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商品のお問合せ先

SEIWA外商部 Tel. 03-3364-2112



SAMPLE ARCHIVE

過去にヌメロで作った商品サンプルをご紹介

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ストラップ部分はオールタンニンレース


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